稚内(わっかない)市と言えば?
市基本データ
市の特徴
日本最北端。樺太まで約43km、ロシアなど北方圏への玄関口となっています。北洋漁業を中心した水産業や酪農業がさかん。
市の歴史
江戸時代初期の1685年に松前藩が宗谷場所を開設。アイヌの人々との交易と北方警備の要所となりました。日露戦争後、南樺太が日本の領土になり稚内と樺太の間に定期航路が開設。現在は1995年開設に開設した稚内・コルサコフ定期航路は2019年から休止しています。
稚内(わっかない)市への行き方
羽田空港から稚内空港まで約2時間。
新千歳空港から稚内空港まで約50分。
JR札幌駅から特急で約5時間10分。
JR旭川駅から特急で約3時間48分。
札幌から都市間バスで約6時間。
利尻・礼文島へフェリーでそれぞれ約1時間40分、約1時間55分。
ゆかりの有名人
- 間宮林蔵(江戸時代の探検家)
- ダ・カーポ(歌手「宗谷岬」を歌唱し稚内市名誉市民に)
市の名産品・特産品・名物など
ほたて・たこ・ホッケ・黒牛・稚内牛乳など
稚内市の名産品がオンラインでも購入できます。(活彩北海道 最北稚内-全国へ)
稚内(わっかない)市観光スポット
宗谷岬・日本最北端の地の碑
北緯45度31分22秒の“日本最北端の地”を標す記念碑。
ノシャップ岬
夕日が美しい景勝地。利尻島・礼文島も一望できます。周辺には天体観測や南極観測の展示がある青少年科学館、幻の魚イトウが泳ぐノシャップ寒流水族館も。
稚内港北防波堤ドーム
強風と荒波を防ぐ半アーチ形ドーム。全長427m。2001年に北海道遺産に指定。
大沼
コハクチョウ、オオハクチョウなどの飛来地。双眼鏡の貸し出しもあり野鳥を観察できます。
観光ホテル
町内には観光ホテルがたくさんあります。
稚内(わっかない)市のトリビア
ミズダコ水揚げ量日本一
年間約2千トン、水揚げ量日本一(稚内ブランドより)。
間宮林蔵による樺太調査
間宮林蔵は江戸時代に樺太を島だと調査した偉人です。稚内市には出発推定地として「間宮林蔵渡樺出港の地碑」や宗谷岬に生誕200年を記念したブロンズ像「間宮林蔵立像」が建てられています。
再生可能エネルギーの発電出力規模は80000kw
風力、太陽光、バイオマスなど再生可能エネルギーに取り組んでおり、市内で消費される電力の90%に相当します。